Q.アレルギーに悪さをする主なモノは?
答えはダニです。
解説)
アレルギーに悪さをするのはチリダニと呼ばれるダニです。
チリダニは家屋内のダニの中で70%以上と最も多く生息しているダニです。
その中でもヒョウヒダニが9割を占めておりコナヒョウヒダニとヤケヒョウヒダニが主な種類です。
ヒョウヒダニが卵から成虫に成長するまでに高温多湿のダニの好む環境下であれば
約1ヶ月といわれています。雌は一生に一度の交尾で精子嚢に精子を蓄え受精し卵を産みます。
卵は一日に1〜3個ほど産み落とされ、生涯で200〜300の卵を生み、
成虫になってから約2ヶ月で寿命を迎えるといわれています。
もうお分かりのように
布団の中は暖かく寝汗の湿気もありダニが増殖しやすい環境です。
だから、アレルギー対策のためにダニが付き難い清潔布団が望まれるのです。
Q.ハウスダストって何?
答えは、室内を浮遊する動物やヒトの皮屑(フケ)、カビ、ダニ、細菌などが混ざったものです。
解説)
この中でもやはりダニが特に問題になります。
ダニの死骸やフンが微粉末状になって室内を浮遊しています。
これを吸い込めば、気管支を刺激し喘息などのアレルギーを引き起こしますし
鼻の粘膜を刺激すればアレルギー性鼻炎、
皮膚に付けば、アトピー・・・
厄介な浮遊物です。
そして、このハウスダストを1番放出するのが布団です。
布団の上げ下ろしの時に空気清浄機のセンサーが稼働することからも分かるでしょう。
ハウスダストが出難い布団に替えると、この厄介な浮遊物は激減します。
あわせて、お部屋の換気をまめにやることが大切ですね。
Q.羽毛布団はアレルギーに優しい布団?
答えは、羽毛はダニの大好物だから厳禁です。
解説)
かなり知られてきましたが、実はこれが問題なのです。
羽毛はダニの大好物!なのです。製造工程で防ダニ加工が施されているモノでも
効き目は新しい内だけです。
ましてや安物では恐ろしいことに!
お医者様から「羽毛はやめなさい!」と言われた方も多いと思います。
アレルギーと無縁の方にとっては、羽毛布団は最高の寝具と言えます。
しかし、重ねて申し上げますが、アレルギーでお困りの方は厳禁です!
Q.羊毛布団は?
答えは、動物性たんぱく質素材でダニの心配があり不適です。
解説)
これも、アレルギーと無縁の方にとっては優れた素材なのですが、
人のフケや髪の毛等と同じように羊毛もダニの餌になります。
また、羊毛繊維の特徴として先がとがった形状をしており
セーターを着るとチカチカするのは、そのせいです。
当然羊毛布団から出る目に見えない繊維くずも皮膚を刺激します。
アトピーの方には、刺激が強過ぎます。
Q.綿布団はアレルギーに優しい布団?
答えは、ホコリが多いのでアレル物質の放出が多く不適です。
解説)
綿は肌に優しくアレルギーにも最適と言われる布団屋さんもいらっしゃるようです。
確かに、新しい内はそうです。
しかし、布団の中わたとしての綿素材は織物と違い
わた切れし易いことに問題があります。
布団からのホコリは、このわた切れが原因です。
このホコリには、当然、ダニの死骸やフンがくっ付いて大量に出ることになります。
このホコリがアレルギーの方にとっては最悪なのです。
Q.布団に掃除機をかける理由は?
答えは、ダニの死骸や糞を吸い取るです。
解説)どんなに吸引力が強い掃除機でもダニを布団から引っ張り出して吸い取るのは難しいです。
また、アレルギーに悪さをするのは生きてるダニより死骸やフンなのです。
そういう意味で、布団に掃除機をかける目的は
アレルギーを引き起こすダニの死骸やフンを埃と一緒に吸い取ることです。
この掃除機がけを毎日完璧にやれば布団を替える必要はないかもしれません。
しかし、ご家族の布団を全部、しかも毎日、掃除機がけをしていたら
半日くらいかかってしまいます。
それでも、せっせとやっておられる方のほとんどは
すごいストレスになっていらっしゃいます。
掃除機がけは時々、思い出した時程度で済むような布団が良いですね。
Q.ふとん干しで得られる効果は?
答えは、乾燥させてダニの繁殖を抑制できる です。
解説)
ふとん干しは毎晩の寝汗を乾燥させたり日光消毒が出来たりと
最高で不可欠なメンテナンスです。
カビ対策にも大事なことですね。
ただし、ふとん干しではダニは死にません。
裏側の影の部分に移動するだけです。
でも、最高のダニ対策が出来るのも布団干しです。
それは、ダニにとって乾燥しているところには住めないからです。
ですので、ダニを増殖させないためにも布団干しは重要な意味を持ちます。
そういう意味では、布団干しが出来ない環境の方は布団乾燥機で
その目的を果たして下さい。
Q.布団を水洗いすることで得られる効果は?
答えは、ダニの糞や死骸を洗い流せる です。
解説)
ダニの死骸やフンがアレルゲンであることは、もう十分ご理解いただけたでしょう。
要するに、これらを排除することがアレルギー対策にとって最も大事なことです。
そして、幸いにもダニの死骸やフンは水に溶けてしまうという性質があります。
アレルギー対策として洗える物はまめに洗うという事が推奨されているのはこのためです。
ですので、この場合洗う目的は汚れを落とすことより
アレルゲンを洗い流すという事なのです。
布団を洗濯槽に入れても日常の洗濯物のようにぐるぐる回ることはありませんが
水流を通してあげることで目的は達成しているのです。
(汚れがあれば事前に部分洗いすれば良いですね)
Q.アレルギーがある方の布団だけを替える?
答えは、同室の方の布団は全部替えた方が効果的 です。
解説)
横に寝ている方の布団からアレル物質が出れば、当然、アレルギーの方にも影響します。
容易にお分かりになるでしょう。
しかし、同室の方のお布団を全部替えるとなると費用面が大変です。
この種の特殊布団は高額なモノが多いので
『替えた方が良いと分かっているけれど、とても全部を買い替えられない。
だからあきらめている。』こういう方は多いでしょう。
どんなに良くても手が出ないのでは話になりません。
これを解決するために当店では製造直売の形を崩していないのです。
けっして激安価格ではありませんが、
出来るだけお買い求め易いギリギリの価格設定にしています。
とは言え・・・
それでも、全部替えるのは大変です。
優先順位を付けて、悪影響を及ぼしていると思われる布団から順次替えられるのも
良いと思います。まずは、羽毛、羊毛寝具から排除して下さい。
当サイトは、送料無料ですので必要な分から買い揃えられるといいでしょう。
Q.安い布団を頻繁に買い替えて新品が良い?
答えは、品質の良いアレルギー対策布団を5〜7年毎に買い替える です。
解説)
安物の布団を毎年買い替えて、新品の状態を続けても
要するに、ずっと安物の布団に寝続けることに変わりはありません。
安物で高品質!は、あり得ません。
寝具というのは、大事な睡眠を提供するものです。
アレルギー云々の前に、健康的な眠りが出来なければ本末転倒な話です。
一方、完璧にアレルギー対策をされた高額布団でも
古くなれば、その性能は当然に落ちます。
高い布団だったから、そうそう買い替えられない。。。
これでは、初期のアレルギー対策の目的が危うくなりますね。
そこで、しっかりアレルギーのことを考えて作られ適正価格の布団を
5〜7年を目安に買い替えて使うことが
アレルギー対策の為にも、お財布にも現実的だと考えます。
これが、スザキーズ布団なのです。
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