腰痛とストレッチにおける認識度チェック
☑解説ページ
Q1、ストレッチを行うときの呼吸は?
正解:2
解説:息を止めながらや、吐きながらよりも普段通りの呼吸で行いましょう。
息を吐きながら体を伸ばしていくことはありますが、ストレッチ中は通常通りにします。
息を止めたりすると、体が固まってしまい筋肉がリラックスできないと考えられます。
Q2、ストレッチはどの程度の強度で行うべき?
正解:3
解説:ストレッチは心地良いと感じるレベルで十分です。
無理なストレッチは怪我の原因につながってしまいます。
しかし、いわゆるストレッチのポーズをとるだけでもいけません。
適正な姿勢で、どこの筋肉が伸ばされているかを感じながらストレッチを行うことが重要です。
Q3、ストレッチを行うタイミングとして最も良いのは?
正解:2
解説:ストレッチは体が温まっている入浴後がいいといわれています。
入浴前に行うことが悪いわけではありませんが、筋肉は温かい方が伸びやすいのです。
(これは筋肉に限らずですが:…)
汗をかいてしまった時はしっかりふきましょう!
食後は内蔵に血液が集中するので、直後にストレッチを行うべきではないと考えられます。
Q4、ストレッチは決して反動をつけて行ってはいけない?
正解:3
解説:間違った方法でなければ有効です。
動的ストレッチ(バリスティックストレッチ)などは反動をつけて行います。
しかし、よく伸びるからといってむやみに反動をつけたストレッチをすれば怪我の危険性がでます。
その他に体を動かしながら行うダイナミックストレッチや
リハビリテーションなどで用いられるPNFなどがあります。
Q5、ストレッチを行う理想的な環境は?
正解:2
解説:ストレッチは暖かい環境で行うのがベターです。
Q3の解説と同様に、筋肉は温かい(温まっている)状態の方が伸びやすい性質をもっています。
決して寒いときはストレッチを行ってはいけないというわけではありません。
どちらがいいかということです。
Q6、ぎっくり腰になった時のストレッチは?
正解:2
解説:痛みがなければストレッチしましょう。ぎっくり腰は急性腰痛症などと呼ばれており、
腰部の肉離れに似た状態といわれています。
ぎっくり腰だからといってずっと安静にしておく必要はありません。
データによるとなるべく日常生活を行う方が回復が早いと言われています。
Q7、腰痛が気になる時のみストレッチは行うべき?
正解:1
解説:毎日少しずつでも行うようにしましょう。
最近ではストレッチに関する否定的なデータも発表されています。
しかし、ストレッチは筋肉の過緊張を緩和すると言われています。
腰痛症の大半は筋性のもので、筋肉の過緊張が原因と言われています。
予防の意味でも日々筋肉をケアしておくことは
重要であると考えられます。
Q8、腰痛の時は腰部のみを入念にストレッチする?
正解:2
解説:腰痛に対するストレッチは骨盤周りの筋肉をストレッチすることも重要です。
腰の筋肉はとても多く、背骨と骨盤を結ぶ筋肉も多数有ります。
そのため、太ももの筋肉など骨盤につく
腰以外の筋肉が緊張していても腰の筋肉にストレスを与えてしまいます。注意しましょう。
Q9、腰痛でかつ下肢(臀部から足)に広がる痺れがある場合も
ストレッチは有効? 正解:1
解説:前屈などのストレッチは控えたほうが良いです。
腰痛には運動やストレッチが大事とはよく言われていますが、
痛みが出るのであれば禁忌事項です。特に下肢に痺れなどが見られる場合は脊椎を通る
神経が圧迫されていることが考えられます。
血流が原因とは考えずらく、症状が余計にひどくなってしまいかねません。
Q10、そもそもStretchの意味は?
正解:3
解説:これは解説のしようがないのですが、”伸びる”や”伸ばす”といった意味です。
