肩こりとは
人の頭部は5〜8kgの重さといわれており、直立姿勢を維持している時はその重さを頚部で支えることになってしまいます。そのため、それを支える首周りの筋肉は常に緊張した状態にあります。緊張した筋肉(力が入った筋肉)の周囲にある血管は、その筋肉からの圧力により血液の流れを悪くしてしまいます。その為、血行が悪くなり、栄養不足・酸欠状態になるためさらに筋肉が硬くなってしまいます。
また、他の要因として考えられているものにストレスに起因するものが考えられています。勉強や仕事などでストレスがたまり、なおかつそれがデスクワークが多かったりする場合には、頭部は常に前方に位置してしまい、さらに負担が強くなってしまいます。ストレスを強く受けると、自律神経の働きのバランスが崩れるといわれており、交感神経が活発になってしまいます。すると休んでいる時でも筋肉が緊張してしまい、肩こりを助長させると言われています。たちが悪いことにこのストレスによる肩こりは特に悪循環が繰り返されやすい為に慢性化しやすいのです。
現在主に肩こりの原因とされているのはこのようなものであり、筋肉の柔軟性低下や血行不良が影響しているものと考えられます。

肩こりと睡眠
前述の通り、肩こりは起立姿勢など頚部が頭部を支える姿勢において負担がかかり起こるとされています。なので、睡眠時などの横になった状態ではその負担がなくなり、回復の時間になります。
しかし、起床時に肩こりを感じたり肩が重く感じることがあったりすると、貴重な睡眠の時間に首から肩にかけての筋肉の疲労がとれていないと考えられます。
肩こりにとってとても大切な睡眠時間に、筋肉が十分な回復を得られなければ肩こりが良くなることはないといっても過言ではありません。
確かな回復が得られる為には、睡眠の質や、適正な睡眠姿勢が必須となってきます。

肩こりと枕
一般的に肩こりに悩む場合に最も考え直さなければいけない寝具といえば枕です。特に枕の高さの違いによって、首〜肩にかけての筋肉への負担が変わってくるようです。しかも筋肉だけではなく、首部にある頚椎やそれを支える靭帯などにも不必要な負荷がかかってしまいます。低すぎる枕でも首にかかる負担は大きくなるし、高すぎる枕でも首への負担は大きくなります。
せっかく首や肩の筋肉を唯一休めることができる睡眠中に、逆に筋肉に負担をかけていたら一時的に痛みが治まる方法があったとしても、根本的に肩こりが治るはずがありません。

肩こりと敷き布団
人体にかかる敷き布団からの圧力は、腰臀部・背部に多くかかるといわれています。つまり背中の筋肉も睡眠時では圧迫され血流が悪くなっていると考えられます。そして肩こりにおいて最もハリがある(こっている)筋肉は僧帽筋であると考えられ、痛みがある部位とずれている場合は多くあるものの、布団により圧迫される部位としては同じ筋肉になります。
肩こりでも腰痛でも敷き布団で大事なことは、体圧分散・寝返りがしやすい・正しい寝姿勢を保てる、ということです。つまりは血の流れを良くして、身体的に楽な姿勢で睡眠できるということが重要ということです(保温性も、もちろん重要です)。
また、良い寝具で睡眠をとることでストレスの緩和であったり心理的な面でも健康になると考えられ、神経系のバランス改善にもつながってくることが考えられます。
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また、横向きで寝る方に関しては肩にある三角筋が圧迫され、起床時に腕がしびれるなどの症状が起こってしまう場合がみられます。


枕が低すぎるから買い換えなければ…
と考えていらっしゃる皆様!すこし待ってみて下さい。肩こりの原因が枕と決まったわけではありません。仮に枕が原因であった場合もちろん肩こり用にしっかり計測して設計された枕を売っているところもあると思いますし、それを利用するのがベストかもしれません。しかし低い枕であれば、下にタオルを入れるなどして高さ調整ができます。そのように調整し、肩こりが改善されてきたのであれば枕が原因であった可能性があります。その時に肩こり専門の枕に変えてみてもいいと思います。経済的ですし、何より枕が原因でなかった場合には「せっかく購入したのに…」となってしまいます。ご注意下さい!
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